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   『大草原の小さな家』 大草原の小さな家シリーズ2

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新書判
(アメリカ)
 ローラ・インガルス・ワイルダー 作
かみや しん 絵
こだま ともこ・渡辺 南都子(なつこ) 訳
講談社 青い鳥文庫
¥756(¥720+税5%)
(この巻は、福音館書店と草炎社からも刊行)
左の画像はセブンアンドワイのリンク


「大草原の小さな家」シリーズの第二作

「大草原の小さな家」シリーズの2冊目。1935年(昭和10年)発表。原作の発表順では、3冊目です。発表時、作者ローラは68才。


『大草原の小さな家』のあらすじ(冒頭部分のみ)

「父さん」と「母さん」と、メアリー、ローラ、そして赤ん坊のキャリーは、ウィスコンシン州の大きな森の小さな家を出て、インディアンの国を目指しました。

ローラたちの住んでいた大きな森では、住む人がとても多くなりました。これでは、野生のけものたちが住まなくなってしまうので、「父さん」は西部に新しい土地を求めることにしたのです。

「父さん」は、小さな家と牝牛(めうし)と子牛を売って、馬車に白い幌(ほろ)をかぶせました。

そして、うっすらと雪が積もっている寒い明け方に、「母さん」は娘たちを起こして、厚着をさせました。

おじいちゃんとおばあちゃん、おじさんとおばさんといとこたちの見送りを受けて、一家はブルドックのジャックと一緒に小さな丸太小屋の家を出ました。

この日のうちに、氷の張っているペピン湖を渡りきってしまわなければならないのです。

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シリーズを象徴する「小さな家」と大草原の暮らし

この 『大草原の小さな家』では、シリーズを象徴し、ローラの「父さん」の開拓者としてのイメージを強く印象付けた「小さな家」が建てられます。そして、カンザスの大草原の自然の美しさと厳しさ、インディアンとの出会いなどが、実に生き生きと描かれます。

この巻では、ローラの年令についての記述がありません。

でも、前作の『大きな森の小さな家』で、ローラは冬に5才の誕生日を迎えてその年の秋の出来事までが物語られるし、次作の『プラム川の土手で』の冒頭には、『ローラは、もう7才』という記述があります。

この『大草原の小さな家』は、冬の終わりから約一年間の出来事を綴っているので、これら3冊の内容を考え合わせると、ローラが6才の誕生日を迎えてから、大草原へ旅立ったという設定だと思います。

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実際にはローラが1才のときに始まった旅

しかし、この巻の内容は、すべてがローラの記憶によるものではありません。

「『大草原の小さな家』シリーズと作者について」のページや、『大きな森の小さな家』で述べたように、インガルス一家が実際にカンザスへの旅に出発したのは、ローラがまだ1才を過ぎた頃で、その3年後にはまたペピンの森に戻ってきます。

ですから、出発のときはまだよちよち歩きだっと推察されるローラにその旅立ちの記憶があるはずもなく、この巻のエピソードの多くは、ローラが後年、家族から聞いていた話を元にして構成したのだろうと思われます。

事実、『ローラ・インガルス・ワイルダー かがやく大草原の日々』(佑学社)には、『ローラは、まだとても小さくて覚えていなかったので、とうさんやかあさんに聞いたことを書いたのでした。』という記述があります。

印象深いインディアンに関するエピソード

しかし、インディアンに関するエピソードの記憶は、ローラ自身のものだそうです。

たとえば、インディアンのキャンプの跡地を、「父さん」とメアリーとローラの三人で訪れる章がありますが、この日は1870年(明治3年)8月3日とわかっています。

この日付けは、三人が家に帰った時に三女のキャリーが生まれていたので、はっきりと記憶していたのだそうです。

この巻では冒頭、キャリーも連れて一家五人で旅立つことになっていますが、実際には、キャリーは大草原で生まれています。

また、とても迫力のある、インディアンの「ときの声」や姿は、幼くてもローラの記憶に残っているということです。とても強い印象を受けたのでしょう。

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シリーズ化を考えなていなかったため実際とは前後した

前述の『ローラ・インガルス・ワイルダー かがやく大草原の日々』(佑学社)によると、1作目の『大きな森の小さな家』の執筆時にローラは、これ1冊で終わりと思っていたそうです。この作品が後にシリーズ化されるとは想像もしなかったのでしょう。

ローラは『大きな森の小さな家』の次に、夫アルマンゾの少年時代を描いた『農場の少年』を出版しましたが、更に作品を望まれました。

ですからローラは、先にペピンの森での生活を書いたものの、両親から聞いた大草原への旅立ちなどの出来事や、ローラ自身にもおぼろに残る大草原での生活の記憶が印象深かったので、それらを書きたくて、事実とは異なる順番になったのだろうと思います。

その多くが、たとえ両親から聞いたエピソードにしても、ローラの文章は、1冊目同様、とても生き生きとしています。幼い記憶と両親から聞いた話をつなぎ合わせて、目の前に大草原の情景が浮かぶかのような物語に仕立て上げたローラの筆力は、とてもすばらしいと思います。

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究極の手作り、「家を建てる」

先にも少し触れましたが、ローラの「父さん」はこの巻で、カンザスの大草原に「小さな家」を建てます。その作業はまず、丸太を切り出すところから始まります。

たくさんの丸太を切って、馬車で建設予定地まで運び、それが終わったら家の大きさを歩幅で計り、みぞを掘り・・・と進みます。そして家の基礎が出来たら丸太を積み、やがてドアと石の煙突と暖炉、炉だなを作ります。だんだんと家が出来上がってゆく様子は、とても興味深いものです。

自分の住む家を、汗を流して自分で作るということは、究極の手作りだと思います。多くの時間と労力が必要です。

しかし、それは苦しみではなく、ローラの文章から、「父さん」が美しい大草原の中で、よき隣人となるエドワーズさんの協力を得て楽しげに働いている様子が浮かびます。

前作の『大きな森の小さな家』では、家そのものはすでに出来上がっていたため、家作りの細かい描写はこの巻が初めてです。全く建物のない大草原に、一から家を建てるその様子は労働の原点を感じさせ、強い印象を残します。

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現在はレプリカが

この巻の出版によって、世界中に広く知られるようになった「父さん」の「大草原の小さな家」は、現在では、カンザス州のインディペンデンスにレプリカが建てられているようです。

そのレプリカのものと思われる写真が、『ローラの思い出アルバム』(岩波書店)に、ハガキ代の紙片に印刷されて挟み込まれています。この紙片には、“A modern-day replica of Laura’s little house on the prairie from Laura’s Albam”という文字が印刷されています。

館長は、この写真を見ながら家作りの記述を読み直したので、「小さな家」を具体的にイメージできて、とても楽しめました。

また、「『大草原の小さな家』シリーズと作者について」のページで述べた、アメリカNBCテレビで制作された「大草原の小さな家」シリーズの初回のパイロット版と呼ばれるドラマは、この巻の内容をおおむね忠実に映像化しています。

「父さん」の家作りの様子も、原作ほど詳しくはありませんが、登場します。

しかし、残念なことに、現在DVDとして発売されているものの中には、このパイロット版は含まれていないそうです。

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強くて優しい「父さん」が印象的

大草原でのインガルス一家は、以前にも増して、自給自足の生活です。前作の『大きな森の小さな家』では、住む場所こそ少々の距離はありましたが、親戚がたくさんいて交流がありました。しかし、このカンザスの大草原では、ごく少数の隣人がいるだけです。

しかし、環境がどう変わろうとも、「父さん」と「母さん」は前作同様、子どもたちを全力で守り、勤勉に働き、そして暮らしを楽しみます。

特に、数々のエピソードから浮かび上がる「父さん」の価値観や人柄には強い共感を覚えるし、ローラの変わることのない、「父さん」への強い敬愛の念を感じます。

「強い家族愛の物語」という点でも、読者に印象深い巻だと思います。

(ローラの「父さん」の素晴らしさは、『長い冬』で更に読者に知らしめられます。)

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インガルス一家の入植先は、インディアンの国

この物語で、インガルス一家の生活に大きく係わってくるのは、インディアンです。「父さん」は、いわゆる「良心的白人」であり、ローラもそうです。

ですから、インディアンについては大体において、好意的な表現になっていて、ローラの文章には彼らの人権に対する誠実さが感じられます。

しかし、「母さん」には、インディアンに対してやや否定的な言葉があります。隣人である他の入植者には、『ミネソタの大虐殺』という言葉を使って、インディアンに対する憎しみや恐怖心を感じさせる言葉があります。

インガルス一家を含む白人たちが入植したこの土地は、もともとインディアンの住む、インディアンの国でした。

どうしても、入植者たちの暮らしと、インディアンの生存権はぶつかり合います。銃を持ってはいても、軍隊ではない、一個人がばらばらに入植した土地では、状況次第で恐怖心に駆られるのも、人情としては当たり前かと思います。

しかし、歴史書を紐解けばすぐわかりますが、大きな恐怖心を持たざるを得なかったのは、インディアンの人々の方なのです。

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氷河期後期からアメリカ大陸に住み着いたインディアン

そもそも、コロンブスのアメリカ大陸発見は1492年(室町時代・明応元年)で、ローラが生まれたのは、1867年(慶応3年)です。たかだか400年にも足りません。

しかし、アメリカ大陸に人が住み着いたのは、本によって多少の違いはありますが、約2万年前または1万2000年ほど前とされています。コロンブスの到着当時の、現在のアメリカ合衆国に当たる土地に住んでいたインディアンの人口は大体100万人くらいだったと推定されています。

彼らは部族間の小競り合いのような戦いはあったにせよ、独自の文化を育てて共存し、大地の恵みを利用して、いわゆる「持続可能な」生活形態を守って、長く暮らしてきたのです。

1万年以上の平穏が、コロンブスのアメリカへの到着に端を発したヨーロッパ人の移住攻勢によって破られ、アメリカの西部開拓の歴史は、インディアンたちの殺戮(さつりく)と共に進行されます。

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白人の生活を助けたインディアンたち

インディアンたちは、侵入者だった白人たちの入植当時には、友好的に接しました。

アメリカ大陸の厳しい冬の過ごし方を知らない、メイフラワー号でやってきた白人たちに、冬の乗り切り方を教えてくれたということです。

そればかりではなく、食べ物を与え、その作り方も教え、作物を育てる土地を肥沃にする方法を教えました。カヌーの作り方、動物の捕まえ方、食用にできる植物の見つけ方、病気の治し方も教えました。

インディアンたちには、部族間の戦いがあったにしろ、その戦いは、ヨーロッパなどの歴史に見られるような、相手を征服して領土を広げる、という性格のものではなく、「勇気」を示すためのものだったということです。

インディアンは、もともと共存のための「分」を知る暮らしを、1万年以上に渡って続けてきた人たちです。

ですからインディアンたちの頭には、いきなり相手を殺したり、排斥するという思想がなかったため、白人たちに親切に接したのだと思います。

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「涙の道」を旅させられたインディアンたち

そのようなインディアンたちに対して、白人たちは初期の頃こそアメリカ大陸の先住者として認めて、条約を結んで取引を行いましたが、次第に「相手を武力で征服して自分たちの領土を拡張する」という姿勢に変わります。

その姿勢の根底には、土地の所有という目的だけではなく、黄色人種であるインディアンに対する人種差別と偏見、自分たちと異なる文化への無理解、キリスト教徒による異教徒排斥の念が存在していました。

『世界の国ぐにの歴史 アメリカ』(槐一男 著・岩崎書店)によると、1828年(江戸時代・文政11年)に大統領になったジャクソンは、『インディアンは文明社会と接触して生活したり、繁栄できる存在ではない。それなのにアメリカ合衆国の前に立ちはだかって抵抗する』と断じて敵視しました。

そして、ミシシッピーより東に住んでいたインディアンたちを、西側の痩せた土地に強制的に移住させる法律を制定しました。

どう見ても、身勝手な人権を無視した法律です。インディアンたちが、激しく抵抗したのは当たり前ですが、多勢に無勢で多くの人々が殺され、生き残った者は強制的に移動させられることになります。

このインディアンたちの旅は、「涙の道」や「涙の旅路」と呼ばれ、餓えと寒さ、疲労による病気で、1万2千人で始まった移動が、五ヶ月後に目的地にたどり着いた時には、3千人に減っていたということです。つまり総勢の4分の3に当たる人々が死亡して、墓標もなく葬られたということです。

これは、間接的な大量殺人です。

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ローラの旅の頃、インディアンの人口は激減していた

しかし、このような悲劇はまだ序の口というべきで、この巻の後書きの「解説 アメリカの西部とインディアン」によれば、コロンブスのアメリカ大陸発見当時、百万人ほどと推定されていたインディアンの人口は、ローラが生まれた頃には、もう2万5千人ほどしか残っていなったということです。

この数字に関しては、本によって異なっていて、前述の『世界の国ぐにの歴史 アメリカ』(槐一男 著・岩崎書店)では、25万人となっています。しかし、『西部開拓史』(猿谷要 著・岩波書店)では、この巻の後書きと同じ2万5千人という数字が挙がっています。

しかし、たとえ、2万5千人でなくて25万人であったとしても、400年足らずで人口が四分の一に減少するとは尋常ではありません。本当に2万5千人にまで減ってしまっていたのなら、これはもう戦慄するしかない数字です。

このように激減した理由は、白人の持ち込んだ天然痘と、白人との戦いと、白人の軍隊による虐殺です。

圧倒的な物資と武器の前に、インディアンたちは長年住み慣れた愛着のある土地を強制的に追われ、条件の悪い土地へ移動させられ、逆らう者たちはもちろん、無抵抗の者たちさえも、殺されました。

このインディアンたちに対する仕打ちは非常に残虐で、資料を読むことさえ、辛いことがあります。

前述したこの巻『大草原の小さな家』の後書きの「解説 アメリカの西部とインディアン」には、「ミネソタの大虐殺」は『たぶん、白人のやり方にどうにもがまんできなくなったインディアンの逆襲のひとつ』と述べられています。

その上で、『たとえインディアンが勝った戦いがあったとしても、それはほんのわずかで、その何倍ものインディアンが、赤ちゃんや老人の区別なく虐殺されていったのです。』とあります。

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西部劇からのイメージは逆転

この辺りのインディアンに関する詳しい歴史的な事実については、歴史書を読んでいただきたいのですが、ざっと述べただけでも、インディアンの置かれていた立場がおわかりいただけると思います。

日本の四十代・五十代以上の人には、インディアンというと、西部劇の野蛮な悪役というイメージがあるかと思います。館長も最初はそうでした。しかし、こうして史実を知ってみると、野蛮で凶暴なのは、白人の側と言わざるを得ません。

館長が子どもの頃に見た、西部劇でのインディアンの描き方は、アメリカ建国の歴史の恥部を隠蔽するための工作としか、思えません。「恩をあだで返す」、「多勢に無勢」、「勝てば官軍」という言葉が、浮かびます。

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史実を知っても、それでも魅力的な物語

そしてこのような史実を知ると、ローラの「父さん」の西部への憧れや、ローラの描く開拓生活の様子も、その裏の血塗られた出来事が、読者に暗くのしかかると思う方がいるかも知れません。

しかし、館長はこの史実を知った後にまた読み返してみましたが、それでもこの『大草原の小さな家』は、魅力的なのです。

大自然の描写や、「父さん」の人柄や、「母さん」の生活態度、手作りの暮らし。それらはローラの眼を通して表現された、普遍的な、自然や家族への愛情です。インガルス一家の真摯な生活態度は、読んでいてとても気持ちが良いものです。

そしてインディアンに対しても、幼いローラの言葉を借りて、『あたし、ここはインディアンの土地だと思ってたんだけど。』とはっきり先住権を認めています。現在の人権感覚を持つ人にも、ローラの文章は違和感がないと思います。

このような歴史的背景を持つこの巻は、1冊目の『大きな森の小さな家』を読んでいなくても、独立して読める内容です。

1冊目を読んだ方も、まだ読んでいない方も、そして、アメリカ合衆国の建国の歴史を知っている人も、そうではない人も、まずこの本を手に取って、ローラの大草原の旅に触れて欲しいと思います。

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インディアンの生活様式を知りたい方にお勧めの本

この巻には、インディアンのビーズが登場します。このビーズがどんなものだったか知りたい方には、『ビジュアル博物館 アメリカ・インディアン』(同朋舎出版)をお勧めします。

この本には、ビーズの飾りのくつ(モカシン)や、羽飾り、熊の爪の首飾り、カヌー、衣服など、数多くのインディアンの文化を伝える品物が、カラー写真で多数掲載されています。説明文も載せられています。

インディアンの文化について知りたい方には、早稲田大学名誉教授であり、心理学者である加藤諦三(たいぞう)さんの著書『死ぬことが人生の終わりではないインディアンの生きかた』(扶桑社)をお勧めします。

インディアンの自然観や世界観が、現在の日本の社会との比較を交えてわかり易く述べられています。

また、同じ加藤諦三さんの著書『続々アメリカインディアンの教え あなたも無理せず健康になれる』(扶桑社)は、インディアンの食生活や日常生活について述べられていて、健康に関心のある人には、参考になると思います。

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インディアンに関連した歴史を知りたい方にお勧めの本

インディアンに関連して、アメリカの国の歴史を知りたい方には、『世界の国ぐにの歴史 アメリカ』(槐一男 著・岩崎書店)をお勧めします。ひらがなやルビが多く、おそらく小学校高学年以上を対象に書かれたと思われる、児童書と思います。

児童書と言っても、大人でも充分読み応えがあり、比較的短時間でアメリカという国の歴史全体を把握できます。著者の槐(えんじゅ)一男さんの記述がユニークで、教科書とは一味違った、人間味のある歴史書です。

現在では残念なことに絶版になっているようなので、図書館か古書店で探してみてください。

また、『西部開拓史』(猿谷要 著・岩波書店)は、一般向けの岩波新書で、特に西部の開拓に絞った歴史書です。こちらも読み易く、当時の社会で何が起きていたかがよくわかります。インディアンに対する迫害の様子も、比較的しく書かれています。

「インディアン」という呼称について

コロンブスがアメリカ到着当時に、その地をインドだと勘違いしたところから、先住民族を「インディアン」と呼んだことは、広く知られていると思います。

近年では、その「インディアン」という呼称に、侮蔑的な意味合いがあるとして、「ネイティブ・アメリカン」という呼称もよく使われるようになりました。

しかし、「ネイティブ・アメリカン」という言葉には、アメリカで生まれた人すべて」を含む意味があり、特に英語圏の人たちには、紛らわしく感じるようです。

また、インディアンの人たち自身にも「インディアン」という呼称自体に抵抗感がないという説もあり、このサイトでは、『大草原の小さな家』に登場する「インディアン」という呼称をそのまま使いました。

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『大草原の小さな家』関連のオンライン書店のページ

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大草原の小さな家 (講談社 青い鳥文庫―大きな森の小さな家シリーズ)
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☆「大草原の小さな家」シリーズの本の一覧は、こちらのページへ。

☆「大草原の小さな家」シリーズの関連本や、アメリカ開拓時代の歴史・インディアンの文化などについての本は、こちらのページへ。

☆アメリカNBCテレビ制作の「大草原の小さな家」シリーズのドラマのDVDは、こちらのページへ。

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『大草原の小さな家』関連のホームページ

『大草原の小さな家』の出版社
      講談社

『大草原の小さな家』のさし絵画家かみやしんさんの公式サイト
      上矢 津 公式ホームページ

『大草原の小さな家』の出版社
      福音館書店

『大草原の小さな家』の出版社
      草炎社

インディアンの価値観についての著作のある加藤諦三さんのサイト
      加藤諦三ホームページ

「大草原の小さな家」シリーズの原作についてのサイト
      大草原の小さな家のページ

「大草原の小さな家」シリーズのTVドラマについてのサイト
      ローラの釣り
      (ドラマのネタバレあり)


このページの情報は、講談社の目録、あとがきの「解説」、『ローラからのおくりもの』(岩波書店)、『ローラの思い出アルバム』(岩波書店)、『ローラ・インガルス・ワイルダー かがやく大草原の日々』(佑学社)、『ビジュアル博物館 アメリカ・インディアン』(同朋舎出版)、『世界の国ぐにの歴史 アメリカ』(岩崎書店)、『西部開拓史』(岩波書店)、『死ぬことが人生の終わりではないインディアンの生きかた』(扶桑社)、『続々アメリカ・インディアンの教え あなたも無理せず健康になれる』(扶桑社)などによります。


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「大草原の小さな家」シリーズと作者について

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