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       『私の大好きな国アフガニスタン』

『私の大好きな国アフガニスタン』 この画像はリンクしていません

四六判(13×18.8cm)
(日本)
安井 浩美 著
あかね書房
¥1,260(本体価格¥1,200+税5%)


アフガニスタンの庶民の生活を紹介

2005年(平成17年)7月に第一刷が発行されたばかりの、アフガニスタンの庶民の生活を紹介する本です。出版社の年令指定は、「小学校高学年以上」です。

小学生の読者のため、漢字の多くにルビが振られています。ですから小学3、4年ぐらいでも、読めないことはないと思いますが、日本とは全く事情の違う外国のノンフィクションなので、内容を理解するにはやはり高学年からが適当かと思われます。

多数掲載された写真で人々の暮らしを垣間見られる

本の冒頭には、バーミヤンの大仏跡やカブール旧市街のカラー写真が載せられ、本文中にはモノクロの写真がたくさん挿入されていて、パラパラめくって見るだけでも、アフガニスタンの人々の暮らしを垣間見ることができます。

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抑制の効いた読みやすい文章で綴るイスラム文化への理解

文章そのものは、小学校高学年の読者を想定していると思われます。彼の地の人々の暮らしに、共感や理解を持っている著者の気持ちが率直に伝わってくる、抑制の効いた文章で綴られています。

おとなならば、行間から書かれている以上のものを読み取ることができるでしょう。 イスラム文化について、理解しやすい、読みやすい本です。

著者はアフガニスタンで小さな学校を作る

この本は4章から成り、第一章で日本人女性である著者がアフガニスタンに行くことになった理由や、避難民のキャンプに小さな学校を作ることになった経緯が語られます。

本の後半は少女サブジナの暮らしについて

第二章から第四章までは、著者がその学校で出会ったサブジナという9才の少女の暮らしについて、著者が語る形になっています。巻末にはアフガニスタンに関する簡略なデータが掲載されています。

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日本では馴染みのない文化と厳しい暮らし

アフガニスタンは、23年間も戦争が続いた国です。第二次大戦後の60年間、平和が続いている日本では想像もつかないような、厳しい暮らしです。

戦乱そのものの他にも、女性の勉強や労働を禁止し、外出も制限、そして音楽や映画も禁止したというタリバンはもちろん、イスラム教そのものについても日本では馴染みがありません。

しかし、幼いながらも厳しい暮らしを乗り越えてきたこの本の表紙のサブジナは、ふっくらとした頬と澄んだ眼で何かを語りかけているかのように見えます。

厳しさの中にも希望や共感を感じる本

アフガニスタンの人々の暮らしには、過去も現在もさまざまな苦難がありますが、庶民の暮らしをサブジナの人生を通して、著者は静かに語りかけます。

与えられた環境の中で、小さな楽しみを見つけて生きている庶民の姿も描かれています。

歴史も宗教も、食べ物も自然も、日本とはなにもかも違うアフガニスタンの厳しい暮らしを物語っている本ですが、読み終えて暗い気持ちにはなりません。厳しさの中にも、希望や共感を感じる本です。

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著者について

著者は、1963年(昭和38年)大阪生まれ。1993年(平成5年)、フリーのフォトグラファーとしてアフガニスタンを取材。遊牧民の記録がライフワーク。

2001年(平成13年)のアメリカの同時多発テロをきっかけにアフガニスタンに入国し、現在は、共同通信社のカブール支局の通信員。アフガニスタンの難民の子どもたちの教育にも関わっているそうです。

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『私の大好きな国アフガニスタン』のオンライン書店のページ

19×13cm

     私の大好きな国 アフガニスタン(アマゾン)

     私の大好きな国アフガニスタン icon(セブンアンドワイ)


『私の大好きな国アフガニスタン』関連のホームページ

『私の大好きな国アフガニスタン』の出版社
      あかね書房


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