A5判
(日本)
寺村 輝夫 作
岡本 颯子(さつこ) 絵
あかね書房
¥882(本体価格¥840+税5%)
「おはなしりょうりきょうしつ」シリーズ2冊目
シリーズ2冊目。第一刷発行は、1982年(昭和57年)。
『こまったさんのカレーライス』のあらすじ(半分位まで)
駅前で、小さな花屋さんを夫と共に営んでいる「こまったさん」。今日は、お店がひまだったので、先に家へ帰ったところ、夫の「ヤマさん」から、友だちを連れて帰るからごちそうを作って、という電話がありました。
メニューがなかなか決まらず、とにかくお店へ行ってから考えようと、出かけます。しかし、出がけにペットの九官鳥(きゅうかんちょう)の「ムノくん」が言った、「カレー、カレー」という言葉が頭に残っています。
無意識のうちに(?)、カレーの材料を買って帰って来た「こまったさん」は、玉ねぎを薄切りにしようとして、涙が出てきます。
水中めがねを付けて、改めて玉ねぎを刻むと、なぜか切った玉ねぎが魚になり、「こまったさん」はいつのまにか、海の底にいるのでした。
この巻のテーマは「海」
この巻のパラレルワールドは、「海」。カラフルなエプロンを着けた「こまったさん」が、魚たちと一緒に泳いでいます。なかなか、シュールです。
「こまったさん」が今回、料理中に歌うのは、もちろん「カレーライスの作り方のコツ」。文中の作り方のコツには、「ムノくん」マークがあります。
文中のイラストは、できあがったお料理はもちろんのこと、パックに並んだ魚たちもおいしそうに描かれています。
この巻の料理は「ポーク・カレー」とカレー味のおつまみ
文中に登場する料理は、「ポーク・カレー」と、「こまったさん」特製のカレー味のおつまみ。名前は出てきませんが、イカを切ってバターで炒めて、カレー粉で味を付けたもの。
後書きは作者流のカレーとインドやガーナのカレーについて
作者による後書きは、作者流のおいしいカレーの作り方の紹介と、インドのボンベイと、ガーナのアクラで食べたカレーについて、述べられています。ページの下部には、イラストでいろいろな種類のパスタが紹介されています。