A5判
(日本)
寺村 輝夫 作
岡本 颯子(さつこ) 絵
あかね書房
¥882(本体価格¥840+税5%)
「おはなしりょうりきょうしつ」シリーズ5冊目
シリーズ5冊目。第一刷発行は、1984年(昭和59年)です。
『こまったさんのサラダ』のあらすじ(半分位まで)
駅前で、小さな花屋さんを夫と共に営んでいる「こまったさん」。朝から忙しくて、夕方近くにはほとんどの花が売れました。夫の「ヤマさん」はパチンコに行ってしまい、「こまったさん」はお店を早じまいしようと思いました。
ところがどこからか、黒い三角帽子をかぶった魔女が現れ、売れ残った花を野菜に変えてしまいました。ジャガイモの馬車まで出て来て、「こまったさん」は野菜を箱に詰めて、馬車に載せます。
「こまったさん」のペットの九官鳥(きゅうかんちょう)「ムノくん」が、なぜか馬車の天井にいて、魔女と「こまったさん」と「ムノくん」は、一緒に馬車で出かけます。
おとぎ話の定番「魔女」登場
今回のパラレルワールドは、「魔女の森」、「魔女の国」です。おとぎ話の定番です。料理のコツをよく知っている魔女は、まずマヨネーズの作り方から「こまったさん」に教えてくれます。
料理のコツの歌も、魔女が歌ってくれます。もちろん料理のコツの「ムノくん」マークも本文に付いています。
この巻の料理は野菜サラダ(+調味料)
文中に登場する料理は、「野菜サラダ」。「マヨネーズ」と「フレンチドレッシング」の作り方と、「野菜サラダ」にプラスする食材のヒントもあります。
イラストは魔女とおいしそうな野菜に注目
今回のイラストでは、魔女と、いかにもおいしそうな野菜たちが印象的です。おとぎ話の『おかしのくに』を連想させてくれます。
毎回変わる「こまったさん」のファッションも楽しく、今回のリボンは鮮やかな群青色(ぐんじょういろ)です。
後書きはサラダの思い出やマヨネーズの広告など
作者による後書きは、作者の子どもの頃のサラダの思い出や、サラダについての考察などが述べられています。昭和初期の「キューピーマヨネーズ」の広告も掲載されています。ページの下部には、イラストで野菜が描かれています。