A5判
(日本)
寺村 輝夫 作
岡本 颯子(さつこ) 絵
あかね書房
¥882(本体価格¥840+税5%)
「おはなしりょうりきょうしつ」シリーズ9冊目
シリーズ9冊目。第一刷発行は、1988年(昭和63年)です。
『こまったさんのラーメン』のあらすじ(半分位まで)
駅前で、小さな花屋さんを夫と共に営んでいる「こまったさん」。お店に宅急便で、荷物が届きました。判子を置いていないので、「こまったさん」は受け取りのしるしに花模様のサインをしました。
すると宅急便のおじさんの姿が消えて、お店の花も赤いバラ一本を残して消えてしまいました。「こまったラーメン」と書いてある、宅急便の箱は残っていたので、開けてみると、水栽培のガラスびんとヒヤシンスの球根が入っていました。
「こまったさん」がびんに水を入れて球根を置いたとき、お店の前に大きなトラックが止まりました。肩にペットの九官鳥(きゅうかんちょう)、「ムノくん」を止まらせた、夫の「ヤマさん」が降りて来ました。
そして、「今日からうちは、『こまったラーメン』だ。」と変なことを言いました。
この巻は自分たちのお花屋さんが舞台に
今回のパラレル・ワールドは、なんと「こまったさん」と「ヤマさん」のホームグランドである、お花屋さんです。
料理のコツの歌は、「こまったさん」ひとりが歌っているように見えるページと、「こまったさん」と「ヤマさん」と「ムノくん」と宅急便のおじさんとで合唱しているように見えるページがあります。「ムノくん」マークは、いつもより数が少なめです。
この巻の料理はラーメン4種と「とりがらスープ」
文中に登場する料理は、「野菜(炒め)ラーメン」「もやし(炒め)ラーメン」、「たまごラーメン」「マーボ(−)ラーメン」です。ラーメンの上に載せる具のバリエーションの紹介です。「とりがらスープ」の作り方もあります。
ラーメンに合わせて中国風のかわいいイラスト
今回のイラストは、本全体が中国風のイメージであることと、今まであまり登場しなかった町の人たちがたくさん描かれていることが特徴です。
「こまったさん」のリボンは、服とは反対の配色の三角の柄のプリントです。ちょっとだけ、別のファッションも見られます。
後書きは外国のラーメンと日本のラーメンについて
作者による後書きは、作者が外国で食べたラーメンや、日本のラーメンについて述べられています。ページの下部には、イラストでさまざまな食材が紹介されています。