A5変型判(19.5×15.5cm)
文庫判(17.5×13.5cm)
(日本)
江戸川 乱歩 著
藤田 新策 装丁
佐藤 道明 さし絵
ポプラ社
A5変型判 ¥1,029(本体価格¥980+税5%)
文庫判 ¥630(本体価格¥600+税5%)
「少年探偵」シリーズの3冊目
「少年探偵・江戸川乱歩」シリーズ3冊目。1938年(昭和13年)、雑誌「少年倶楽部」(講談社刊)に連載。
『妖怪博士』のあらすじ(冒頭部分のみ)
「少年探偵団」の団員である相川泰二君は、友達の家へ遊びに行った帰り道、怪しい老人が道路に変ないたずら書きをしているのを見つけます。不審に思った泰二君は、老人を尾行します。
古めかしい洋館に老人が忍び込むのを見て、家人に知らせようと呼び鈴を押しても返答はありません。仕方なく泰二君は、老人が忍び込んだ窓へ近寄って覗き込みました。
すると、その部屋では16、7才の美しい少女がさるぐつわをはめられ、手足を縛られていて、泰二君は少女を助けようと、部屋の中へ飛び込みました。
変装術と、火花を散らすような知恵比べを堪能できる
この巻では、変装に次ぐ変装、早変わりの術を堪能できます。『妖怪博士』と銘打つだけあって、舞台装置もなかなか凝っていて、少年探偵団の団員たちは、苦戦を強いられます。
しかし、団長の小林君は明智探偵の指令をしっかりこなします。
犯人側には、犯人の立場(?)からの言い分があり、明智探偵との火花を散らすような知恵比べとなっています。
乱歩お得意の「洋館」が趣きを添える
乱歩お得意の「洋館」がまた登場して、事件に趣きを添えます。この「洋館」という言葉は、現在ではもう死語かと思いますが、日本家屋だらけの昭和初期の頃にはさぞかし目立ったことでしょう。
この巻では、展開の速い知恵比べが楽しめます。
『妖怪博士』のオンライン書店のページ
A5変型判 (ハードカバー)
妖怪博士(アマゾン)
少年探偵3 妖怪博士
(セブンアンドワイ)
文庫判 (普通の文庫判より新書判に近いサイズ)
妖怪博士(アマゾン)
少年探偵3 妖怪博士
(セブンアンドワイ)
旧版 (ハードカバー)
少年探偵江戸川乱歩全集 2 (2)(アマゾン)
左の画像は、ポプラ社の旧版(ハードカバー)の江戸川乱歩著、柳瀬茂カバー絵・さし絵の『妖怪博士団』の表紙です。『妖怪博士』は、旧版では2冊目でした。旧版のサイズは18.5cm×13.5cmで、B6判ぐらいの大きさです。
このページの情報は、ポプラ社の目録や名張市図書館のホームページ、雑誌「サライ」の特集「江戸川乱歩と少年探偵団」などによります。