四六判
(アメリカ)
E・W・ヒルディック 作
蕗沢 忠枝 訳
あかね書房
(この巻は絶版)
「マガーク少年探偵団」シリーズ11冊目
シリーズの11冊目。上の表紙像は旧版のものです。この巻は旧シリーズのみの出版です。古書店や図書館で探してみてください。
『銀行強盗をつかまえろ』のあらすじ(半分位まで)
シリーズ11冊目は、マガークが探偵団の新しいビラを団員たちに披露しているところから始まります。
いつもの探偵業のトレーニングが始まりますが、ブレインズの持っていた新聞記事がきっかけで、一同は銀行強盗事件を未然に防ぐために町内の銀行街に出かけます。
昔の映画に影響されていたマガークは、エンジンをかけっぱなしで銀行の前に停車していた車を強盗犯人のものと思い、タイヤをパンクさせようとします。
しかし、その車は次の中学校長に決まったケリー氏のもので、団員たちは警察のブラックリストに載せられそうになりますが、パトロールをしていたのがキャシディ巡査だったので、なんとか助かります。
キャシディ巡査に注意されたマガークは戦法を変え、次はポラロイド・カメラで怪しいと思われる人物の写真を撮ることにしました。ところが、それが原因で事件に巻き込まれてゆくことになります。
リーダーの資質を発揮するマガーク自身が見どころ
今回の見どころはマガークの性格。彼は意図が良くても少々暴走しそうになる傾向があるのですが、しかし、窮地に立った団員たちを決して見捨てません。
いざとなれば、自分がリーダーとして、責任を取る覚悟がちゃんとできています。たいしたものです。また、少々のことでは、へこたれません。
締めるべきところはきっちり締めるキャシディ巡査にも注目
また、いつも団員たちに好意的なキャシディ巡査も、子どもたちが、ケガをしそうな調査はほっておけません。キリッとしたところを見せてくれます。
あとはいつも通り、ひとりひとりの知恵を持ち寄り、抜群のチームワークの良さで事件解決に貢献します。