四六判
(アメリカ)
E・W・ヒルディック 作
蕗沢 忠枝 訳
あかね書房
新版 ¥945(本体価格¥900+税5%)
「マガーク少年探偵団」シリーズ2冊目
シリーズ2冊目。上の表紙画像は旧版のものです。新版の画像はこのページ下部のアマゾンのリンクをクリックすると見られます。
『あのネコは犯人か?』のあらすじ(半分位まで)
2冊目はトレーニング集会から始まります。
実はこの「トレーニング」とは実質的にはマガーク家の庭そうじであり、それが団員にバレて、マガークが窮地にたったところに、12歳のレイ・ウイリアムスが飛び込んできます。
ウイリアムス家の裏庭で、オーバーショウ家のハトが殺され、その犯人としてレイの飼い猫フィスカースが疑われているというのです。フィスカースの無実を信じるレイは、マガーク探偵団に、真犯人を探してフィスカースを助けて欲しいと依頼します。
近所とのいざこざを避けたいレイの母親は、その日の午後、フィスカースを「野獣殺しの役人」のところへ連れて行くというのです。
依頼を引き受けたマガーク少年探偵団は、まず現場から調査を始めます。マガークは現場のハトの羽の散らばり具合などを詳細にジョーイに記録させます。
次に依頼者に会うため、ウイリアムス家を訪れますが、ウイリアムス夫人はフィスカースを犯人と決めつけ、当のフィスカースは自分の運命も知らず、のんびりと、天下泰平。
マガークは、フィスカースのエサの食べっぷりの良さから、ネコは無実と推理し、一時、フィスカースをかくまうことにします。その朝、ハトを殺してたらふく食べたのなら, こんなにエサを食べるはずがない、というのがマガークの意見です。ハトは羽しか残っていなかったのです。
しかし調査が進展しないうちに、次の事件が発生します。
この巻の展開もスピーディ、登場人物の描写も楽しい
今回の展開もスピーディで楽しめます。被害者もハトながら、殺されるということで、なかなか本格的。
ウイリアムス夫人や、近所の老人マルチンじいさんの性格などは、「そうそう。こういう人いる。」と思わせる、納得できる語り口。当のフィスカースののんびりぶりや、飼い主レイの心配な様子も、ペットを飼っている人なら「わかる、わかる」と思うことでしょう。
文章とさし絵による共同作業もノッてきて、ページをめくるのが楽しみです。探偵団のメンバーの個性もだんだん発揮されてきます。
『あのネコは犯人か?』のオンライン書店のページ
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