B5判
(日本)
いわむらかずお 作
童心社
¥1,260(本体価格¥1,200+税5%)
「14ひきのシリーズ」の1冊目。読み聞かせに向いている本です。
『14ひきのひっこし』のあらすじ(半分ぐらいまで)
14匹の家族がそろってリュック(一番小さいとっくんはショルダーバッグ)を背負って、秋の森の中を出発するところから、物語が始まります。森の奥へ「引越し」をするのだそう。
急な坂道では、大きい子が小さい子の手を、文字通り引っ張り上げて、助け合って登ります。こわい「いたち」が通るときは、草の陰に身を潜め、川ではロープを伝って、助け合って渡ります。
その日はまだ、落ち着ける場所に着かず、夜はキャンプです。次のページでは、やっと新居に適した木の根を見つけます。
そして、全員で家の内部を整えるために働きます。竹や材木を集め2階と3階の床を張り、新居はだんだん完成に近づきます。
家族の助け合いと、土の匂いがする素晴らしい自然の描写
家族全員が助け合うほのぼのとした様子と、自然の描写が素晴らしい作品です。リアルに描き出される葉っぱや草を見ているだけで、自分も小さなねずみになって、この物語の世界の一員のような気分になります。
たとえ小さな森であっても、ねずみたちには大ジャングルです。土の匂いや、風の音までしてくるような絵を、いわむらかずおさんは、描いています。
必要なものを協力して整える、生活の原点を描く第一作
引越しの理由は、絵本の中には書かれていませんが、冬に備えてたくさんの食べ物を集めて貯蔵している絵があります。
館長は「前の家より、食べ物の豊富なところに引っ越したのかな?」と想像しました。たくさんのどんぐりや、きのこ、大きな山芋。見ていると豊かな気持ちになります。
食べ物はもちろん、家も全員で協力しあって、整えて行くねずみたち。生活の原点が詰まっているような、第一作です。
『14ひきのひっこし』のオンライン書店のページ
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14ひきのひっこし
(セブンアンドワイ)
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