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外国の物語絵本
年令指定なし
幼児からおとなまで
「くまの アーネストおじさん」のシリーズより
『アントワーヌからの てがみ』
25×25cm
(ベルギー)
ガブリエル・バンサン 作
もり ひさし 訳
BL出版
¥1,533(本体価格1,460+税5%)
「くまの アーネストおじさん」シリーズ11冊目。読み聞かせに向く本です。
『アントワーヌからの てがみ』のあらすじ(半分位まで)
男の子、アントワーヌから3通も手紙が来ました。アントワーヌはアーネストとセレスティーヌの絵本を読んでいて、絵本の会社が届けてくれました。
アントワーヌに会いたいと思ったセレスティーヌは、手紙に自分の住所(エクトリトル通り13番地)を書いて、招待します。
アントワーヌは喜んで、水曜日の3時に行くと返事を書きます。
(『セレスティーヌと プラム』によれば、この住所は正しくは「エクトリットル通り」のようで、セレスティーヌはまだ綴りが正しく書けないのでしょう。)
アーネストに内緒で招待してしまったセレスティーヌは落ち着きません。アントワーヌを迎えるべく、着替えてちょっとおしゃれをしたところで、やっと打ち明けます。
アーネストはまさに、「人見知り」をするタイプらしく、「おかあさんが一緒に来たら」とか、「部屋が散らかっている」などと大騒ぎをした挙句、部屋に引っ込んでしまいます。
この巻から人間の子どもも登場
この巻で初めて、「人間」と「くま」と「ねずみ」が交流します。表紙で笑っているのは、セレスティーヌに手紙をくれたアントワーヌの弟バプティストです。
いつも感嘆させられる、登場動物たちの表情ですが、今回は、いつもの「くま」と「ねずみ」に「人間の子ども」の表情も加わります。
作者のガブリエル・バンサンは本当に絵の上手な人だと、しみじみと感じます。これはもう、実際に見てもらうしか、ありません。
意外な一面を見せるアーネスト
そして、楽天家のアーネストがこんなに体裁を気にする、とういうのが意外でした。『ふたりは まちの おんがくか』で、町へ出かけるときに、自分の格好を気にするところがありましたが、今回はもっともっとすごい。
アントワーヌが来る前は、だらっとしたガウンみたいな上着(本当にガウンだったのかも)を着ていたのに、ふたりが庭を散歩している間に、背広と蝶ネクタイに変身しています。
なんだかかわいいアーネストです。
話の展開に従って高まるアーネストの緊張ぶり。でも、やっぱりほのぼのとした結末が待っています。
本の見返しにもセレスティーヌの絵が
また、この巻には、見返しに、セレスティーヌの絵がたくさん描かれていて、とても楽しい感じです。
漢字は「子」と「日」だけです。