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外国の物語絵本
年令指定なし
幼児からおとなまで
「くまの アーネストおじさん」のシリーズより
『セレスティーヌの こや』
21×24cm
(ベルギー)
ガブリエル・バンサン 作
もり ひさし 訳
BL出版
¥1,365(本体価格¥1,300+税5%)
「くまの アーネストおじさん」シリーズ18冊目。読み聞かせに向く本です。
『セレスティーヌの こや』のあらすじ(半分位まで)
森の中で、丸太や木の枝を使って、アーネストがテントのような小屋を作っています。セレスティーヌのために、がんばって野外での別荘を作っているのです。
このテント風の小屋の中には砂を敷いて、その上には毛布を、そしてその上で寝る、と夏の間楽しく過ごす計画です。セレスティーヌはとても楽しみにしています。
ところが、別荘で食事をしようと用意して出かけたところ、誰かの古靴と、なにか書いたメモが置いてありました。
社会的弱者を描く巻
この巻では、セレスティーヌよりも、社会的に弱い立場の人(くま?)を描いています。
夏中、別荘で楽しく過ごそうと楽しみにしていたセレスティーヌは、自分たちの別荘に誰かが無断で入り込んだということに、まず、納得できません。
そのセレスティーヌとは対照的に、アーネストにはすぐ、合点が行きます。アーネストもいろいろ苦労して来ているのでしょう。
セレスティーヌに訪れる心の変化
突然のことで、戸惑うセレスティーヌの表情の変化、心の変化が、見どころです。
そして、辛い立場にいる人を「わかってあげよう」というアーネスト。できる範囲でいろいろ援助します。セレスティーヌに対しても、教育的配慮をしています。
作者らしい、弱者への温かい思いやり
ふたりの思いやりは、良い形で実を結びます。弱者へ温かいまなざしを注ぐ、ガブリエル・バンサンらしいストーリーです。
この巻に、漢字はありません。