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「タンタンの冒険旅行」のシリーズより
   『めざすは月 −タンタンの冒険旅行12−』

「タンタンの冒険旅行」のシリーズより 『めざすは月』 この画像はリンクしていません

31×23cm
(ベルギー)
エルジェ 作
川口 恵子 訳
大川 おさ武 文字
福音館書店
¥1,680(本体価格¥1,600+税5%)


原作の16冊目、福音館書店では12冊目

原作発表は1953年(昭和28年)。原作の出版順は、16番目。福音館書店の出版順では12番目です。

この巻と、次の『月世界探検』はひとつの物語です。この巻では、月に行くための準備と、月に飛び立つまで、『月世界探検』では、月での探検の様子が描かれます。


『めざすは月』のあらすじ(冒頭部分のみ)

旅行からムーランサール城に帰ったばかりのタンタンとハドック船長は、ビーカー教授の不在を執事のネストルから聞きます。

そこへ当のビーカー教授から電報が来て、ふたりは旅装もそのままに、教授の指示通りに、シルダビアに向かいます。

タンタンにとっては、『オトカル王の杖』で以前訪れたシルダビアですが、今回は、空港に着いたときからものものしい警戒態勢の道を、銃に囲まれて進みます。

やたらと厳しいチェックに疲れた頃、やっと目的地にたどり着いて、ビーカー教授と再会します。教授がふたりを呼び寄せたのは、なんと月まで同行して欲しい、という理由からでした。

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現実の月面着陸より十数年前にタンタンが「月」へ

今回は、スケールが大きく「月」への冒険旅行です。現実にアメリカのロケットが月面着陸したのは、1969年(昭和44年)でしたが、エルジェはそれより十数年も前に、「月への旅行」を描いていたのです。

児童文学の世界でも、「ドリトル先生」シリーズで、主人公のドリトル先生が月へ行きますが、その方法は科学的とは言えないものですし、また、表現方法は、文章のみによるものです。

この物語を描くために「エルジェスタジオ」を設立

しかし、エルジェの場合は、すべてを「絵」ではっきりと読者の前に示さなければなりません。ロケットの描写、宇宙旅行の準備、基地の様子など、かなりの調査が要求されます。

そのため、1950年(昭和25年)に共同作業者を募って、「エルジェスタジオ」を設立しました。その準備の甲斐あって、この物語はとても説得力のある絵が、全編を通して描かれています。「すごい!」の一言です。

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レギュラーメンバーももちろん登場して盛り上がる巻

もちろん、その描写だけではなく、いつものように、おとぼけ刑事のデュポン、デュボンが笑いを取りつつ、一方で密かに陰謀が企まれ、月への準備は波乱含みで進みます。

今回は、補聴器を使って話が聞こえるようになったビーカー教授が別人のように怒りまくって、ハドック船長を圧倒するシーンもあります。

次の『月世界探検』を読まずにはいられない気持ちになる巻です。

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『めざすは月』のオンライン書店のページ

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DVD

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 タンタンの冒険 めざすは月/月世界探検 icon(セブンアンドワイ)

ビデオ(在庫切れの場合は状況に応じて更新されます)

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『めざすは月』関連のホームページ

「タンタンの冒険旅行」シリーズの出版社
      福音館書店

タンタンの公式ホームページ
      TINTIN JAPAN

作者 エルジェの母国 ベルギーに関するホームページ
      ベルギー観光局


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