31×23cm
(ベルギー)
エルジェ 作
川口 恵子 訳
大川 おさ武 文字
福音館書店
¥1,680(本体価格¥1,600+税5%)
原作の18冊目、福音館書店では15冊目
原作発表は1956年(昭和31年)。原作の出版順は、18番目。福音館書店の出版順では15番目です。
『ビーカー教授事件』のあらすじ(冒頭部分のみ)
間違い電話に怒るネストル。タンタンとハドック船長は、スノーウィと一緒に、ムーランサール城の近くを散歩中です。
ところが突然の雷で、嵐になりそうと急ぎ城に戻ったところ、近くに雷が落ちて、途端に窓ガラスが派手に割れます。
それどころか、船長の大事な中国の壷も、フィレンツェの鏡も次々に割れます。ハドック船長はスノーウィを疑いますが、そのとき停電。
ちょうどムーランサール城の近くを通りかかった保険会社に勤めるセラファン・ランピョンも、車のガラスが粉々になったと雨宿りにやって来ます。
しかし、仕方なく出したウィスキーのグラスも割れて、ランピョンは退散します。そして、庭では銃声がし、男が一人倒れていました。
不思議な現象のカギを握るビーカー教授
この巻では、ガラスや壷が次々に割れるという、不思議な現象から物語が始まります。カギを握っていると思われるビーカー教授を追って、タンタンとハドック船長は、ジュネーブへ、そしてボルドリアへ飛びます。
保険員ランピョン初登場、カスタフィオーレ夫人も活躍
迷惑な保険員セラファン・ランピョンが初登場。もちろんデュポン、デュボンのおとぼけ刑事コンビもちょこちょこ顔を見せますが、ほんのおしるし程度。廊下ですべって転んで、即入院というドジ振りです。
それよりも今回は、カスタフィオーレ夫人が活躍。いつも煙たがれている夫人ですが、機転を利かせてタンタンとハドック船長を助けてくれ、情報まで手に入れてくれます。
科学技術をめぐる重いテーマを絵本の特性を活かして表現
この巻のビーカー教授とその研究は、アインシュタインと原爆を連想させるものがあります。科学技術と、軍事研究。重いテーマですが、エルジェは重くなり過ぎないように、マンガ絵本の特性を生かして物語に仕立てています。
タンタンとハドック船長の執念の探索が見どころ
見どころは、ビーカー教授の身を案じての、タンタンとハドック船長の執念の探索と思います。ヘリコプターまで使っています。ヒッチハイク(?)した車でのカーチェイスもなかなか迫力があります。アメリカ映画を連想させます。
『ビーカー教授事件』のオンライン書店のページ
31×23cm
ビーカー教授事件(アマゾン)
ビーカー教授事件
(セブンアンドワイ)
DVD
タンタンの冒険 ビーカー教授事件/タンタンとピカロたち(アマゾン)
タンタンの冒険 ビーカー教授事件/タンタンとピカロたち
(セブンアンドワイ)
ビデオ(在庫切れの場合は状況に応じて更新されます)
タンタンの冒険「ビーカー教授事件」【日本語吹替版】(アマゾン)
『ビーカー教授事件』関連のホームページ
「タンタンの冒険旅行」シリーズの出版社
福音館書店
タンタンの公式ホームページ
TINTIN JAPAN
作者 エルジェの母国 ベルギーに関するホームページ
ベルギー観光局