31×23cm
(ベルギー)
エルジェ 作
川口 恵子 訳
福音館書店
¥1,680(本体価格¥1,600+税5%)
原作の6冊目、福音館書店では16冊目
原作発表は1937年(昭和12年)。原作の出版順は、6番目。福音館書店の出版順では16番目です。
『かけた耳』のあらすじ(冒頭部分のみ)
朝風呂に入っていたタンタンは、ラジオのニュースで民俗学博物館の盗難事件を知ります。興味を持ったタンタンは、愛犬スノーウィと共に駆けつけて、おなじみのデュポン、デュボン刑事と出会います。
盗まれたのは、南米のサンテオドロス共和国のインディオ、アルンバヤ族が呪物として崇拝していた木彫りの像で、タンタンはウォーカー著の『南米旅行』という本に、その像のスケッチを見つけます。
盗まれた像は翌日、「賭けに使った」という謝罪文と共に博物館に戻って来ます。しかし、タンタンは、ウォーカーのスケッチでは右耳が少しかけていることに気付き、戻ってきた傷のない像はニセ物ではないかと、疑いを抱きます。
そして新聞で、木彫りの像を作っていた彫刻家が事故死したという記事を読み、何か関係があるのではないかと考え、彼のアパートを訪ねます。
ホームズばりの名推理を披露するタンタン
この巻は、シャーロック・ホームズばりの推理をするタンタンが見られます。「グレーのフランネルのきれっぱし」と「タバコのすいがら」からのなかなかの名推理。
南米の架空の国でアルカサル将軍との出会い
サンテオドロス共和国というのは、架空の国です。タンタンは謎を追ってこの国まで出かけ、罠にはまって危険な目に合いますが、アルカサル将軍との出会いもあります。
なかなか木彫りの像にたどり着けずに、政情不安な国で、毀誉褒貶の激しいタンタン。これは、政治のシステムや国の指導者層に対するエルジェの皮肉とも受け取れます。
見どころは推理と行動力で謎を解くタンタン
この巻の見どころはやはり、ホームズ的推理と行動力から南米の国の政情に巻き込まれつつ、謎を解いてゆくタンタンでしょう。
長いセリフもじっくり読んでストーリーを理解して
セリフの長いコマが結構あるので、地の文のつもりでじっくり読まないと、ストーリーがわかりにくいところがあるかも知れません。
『かけた耳』のオンライン書店のページ
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ビデオ(在庫切れの場合は状況に応じて更新されます)
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『かけた耳』関連のホームページ
「タンタンの冒険旅行」シリーズの出版社
福音館書店
タンタンの公式ホームページ
TINTIN JAPAN
作者 エルジェの母国 ベルギーに関するホームページ
ベルギー観光局