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外国の物語絵本 
小学中級から
「タンタンの冒険旅行」のシリーズより
『シドニー行き714便 −タンタンの冒険旅行19−』
31×23cm
(ベルギー)
エルジェ 作
川口 恵子 訳
峰村 勝子 文字
福音館書店
¥1,680(本体価格¥1,600+税5%)
原作の22冊目、福音館書店では19冊目
原作発表は1968年(昭和43年)。原作の出版順は、22番目。福音館書店の出版順では19番目です。
『シドニー行き714便』のあらすじ(冒頭部分のみ)
シドニーで開催される宇宙航空学会に招かれたタンタンとハドック船長、ビーカー教授はカンタス航空714便に乗り経由地のジャカルタに降りました。
空港のバーで一休みしようとしたところ、『紅海のサメ』で知り合ったパイロットのチェッと出会います。
チェッは、実業家のラズロ・カレイダスに雇われて、自家用機のパイロットをしていました。カレイダスも、シドニーの宇宙航空学会に行くところで、ひょんなことから気に入られたタンタンたちは、カレイダスの自家用機に同乗することになります。
しかし、カレイダスの機では陰謀が進行中で、カレイダスの秘書の様子を不審に思っていたタンタンですが、打つ手はなく、機はハイジャックされます。
タンタン、ハドック船長、ビーカー教授、カレイダス、チェッ機長、スチュワードのジーノはとらわれの身となり、自家用機は小さな島に降り立ちます。
ハイジャックが絡み、いつもより緊迫したストーリー展開
この巻では、ハイジャックされてしまうということで、いつものハラハラドキドキが、ちょっと現代的なものになっています。不時着のショックで興奮状態になったスノーウィにまで攻撃が加えられ、いつもより緊迫したものがしょっぱなからあります。
悪役たちとカレイダスの「ワル比べ」
おなじみの悪役たちが登場し、人間的には悪役たちと似たり寄ったりのカレイダスとの「ワル比べ」のような観もあり、緊迫感の中にも、エルジェは悪役たちをおちょくっています。
「悪」との攻防の中にも、吹き出してしまうようなシーンもあり、いったいこの結末をどうつけるのか、期待が高まります。
SFの味付けとタンタンたちの悪との攻防戦が見どころ
初登場のミク・エズダニトフは、唐突な登場のような気もしますが、ET(地球外生命体)を取り上げるなど、エルジェはなんにでも興味のある人だったんだろうと思います。
見どころは、タンタンたちの南の島での必死の抵抗と、悪との攻防戦と思います。いつものことながら、エルジェは現実を巧みに織り込んで、舞台設定の妙もあり、おもしろい物語に仕立てています。
結末はそれぞれの評価で
他の巻と比べると、結末の付け方が少々、禁じ手ではないかと思う人もいるかもしれませんが、SF的要素を入れたストーリーとして、読みごたえがあると思います。
『シドニー行き714便』のオンライン書店のページ
31×23cm
シドニー行き714便―タンタンの冒険旅行〈19〉(アマゾン)
シドニー行き714便
(セブンアンドワイ)
DVD
タンタンの冒険 ふしぎな流れ星/シドニー行き714便/タンタン アメリカへ
(アマゾン)
タンタンの冒険 ふしぎな流れ星/シドニー行き714便/タンタン アメリカへ
(セブンアンドワイ)
ビデオ(在庫切れの場合は状況に応じて更新されます)
タンタンの冒険「シドニー行き714便」【日本語吹替版】(アマゾン)
『シドニー行き714便』関連のホームページ
「タンタンの冒険旅行」シリーズの出版社
福音館書店
タンタンの公式ホームページ
TINTIN JAPAN
作者 エルジェの母国 ベルギーに関するホームページ
ベルギー観光局