29×22cm
(日本)
大原 照子(しょうこ) 料理
山脇 百合子(ゆりこ) 絵と文
福音館書店
¥1,680(本体価格¥1,600+税5%)
料理研究家の大原照子さんの料理を楽しいイラストで
料理研究家の大原照子(しょうこ)さんの料理を、子ども向けに楽しいイラストで紹介した絵本です。第一刷発行は1990年(平成2年)。左開きの本です。
目次もイラスト、絵日記のような体裁
「もくじ」には、料理のイラストがたくさん描かれています。ちょっと変わった作りで、目次は「○月○日」のように、日付けを使っています。
そして、ひとつの日付けに対して、複数の料理名が述べられています。(但し、ひとつの料理名だけのところがひとつあります。)
本文に入る前のページには、「料理をはじめるまえに」として、子どもへの注意書きがあります。
そして、絵日記の体裁のように、ページの上半分はその目次に挙げられた料理の絵が描かれています。画材はクレヨンのようで、小学生の絵日記の雰囲気が出ています。ページの下半分はマス目になっていて、その日の日記文が書かれています。
料理の作り方は順を追ってコマ割りで描く
絵日記の次のページからは、具体的な料理の材料、用具、作り方になります。
材料や用具はもちろんイラスト付きですが、作り方は実際に子どもが料理をしている絵を、順を追ってコマ割りで描いているので、理解しやすく楽しい感じです。(このページのイラストは、ペン+彩色。)
説明文は子ども向けでていねい
コマ割りの下にある説明文は、子ども向けにていねいで、たとえば用具なども、「フォーク」や「スプーン」を使うことなどまで、細かく指定してあります。料理に慣れていない子どもには、親切です。
コマの中の絵の吹き出しの文も、火加減を説明するところなど、子どもに理解しやすい具体的な言葉を使っています。
全部で30種類の料理を紹介
この本では、全部で30種類の料理を紹介しています。「ハンバーグ」や「カレーライス」など、子どもの好きな定番料理は本格的(?)な作り方を紹介しています。
そして、子どもが料理することを考慮してか、「ハンバーグ」の付け合せの、揚げ物である「フライドポテト」は冷凍してある物を温める形で紹介しています。
おやつ類は、果物を切るだけのものや、市販品を飾るだけの手軽なものと、蒸し器で作るプリン(カスタードプディング)や、天火で作るケーキなど、手間のかかるもの両方が紹介されています。
出版社の年令指定は小学校低学年から
出版社の年令指定は「小学校低学年から」ですが、ある程度、料理に慣れているおとなでも、基本を確認したり、大原流のコツを勉強したりできます。子ども向けの本は、おとなにも理解しやすくて、楽しめるものが多いのですが、この本もそのひとつです。
館長の年令指定は小学校中学年から
但し、読むだけならば「小学校低学年から」でだいじょうぶかと思いますが、「料理」の本なので、実際に子どもが包丁を持って料理することを考えて、館長の年令指定は「小学校中学年」からにしておきました。
少しむずかしい漢字にはルビがありますが、小学校低学年向けなら全部の漢字にルビを振っても良いと思います。
「料理」は大原照子さん
「料理」の大原照子(しょうこ)さんは、東京女子経済専門学校(現・東京文化短期大学)食物科卒業。料理研究家として活躍され、料理に関する著作が多数あります。
また、料理以外の、暮らしのヒントに関する『少ないモノで気持ちよく暮らす』や、アンティークのティーカップなどに関する『英国アンティーク お茶を楽しむ』などの著作もあります。
「絵と文」は山脇百合子さん
「絵と文」の山脇百合子(ゆりこ)さんは、東京生まれで、上智大学卒業。童話のさし絵や絵本など多数の著作があります。実姉の中川季枝子さんとのコンビでは、童話の『いやいやえん』、『かえるのエルタ』、絵本の『ぐりとぐら』、『なぞなぞえほん』などがあります。
『おいしい料理のほん』のオンライン書店のページ
29×22cm
おいしい料理のほん―みんなでつくってみんなでたべよう!(アマゾン)
おいしい料理のほんーみんなでつくってみんなでたべよう!
(セブンアンドワイ)